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2026-27の注目選手5人:世界王者ニコから17歳の「後継者」まで

2026年8月13日カテゴリ:選手

今季のビルバオを追うなら、この5人から目を離さないでください。世界の頂点を経験した男、中盤の新しい心臓、やり直しに懸ける元クラブ記録の男、正守護神、そして「後継者」と名指しされた17歳。選んだ理由とあわせて紹介します。

10LW
ニコ・ウィリアムズ(24歳・左ウイング)

説明不要のエースですが、今季はいつも以上に注目です。前季は鼠径部の負傷が繰り返し足を引っ張り、リーグ25試合で6得点3アシスト。それでもW杯では大会が進むにつれてコンディションを上げ、決勝のアルゼンチン戦でフェラン・トーレスの決勝点をアシストしました。世界王者の肩書きを引っさげて、健康な状態でフルシーズンを過ごせるか。それだけでチームの順位が2つ3つ変わる選手です。マンチェスター・シティが状況を注視しているという報道もありますが、本人は2025年夏にバルセロナ行きを蹴って残留を選んだ経緯があります。

MFDM
ミケル・ハウレギサール(22歳・セントラルMF)

バルベルデ政権の後半にレギュラーへ定着した、レサマ育ちの中盤です。ボール奪取の範囲が広く、前を向いてから運べるのが持ち味。長年アンカーを務めたベスガが退団した今、中盤の底の基準は彼になります。テルジッチのサッカーは奪ってからの縦の速さが命なので、最初のパスを出すこの選手の出来が、そのまま新体制の出来につながります。スペイン代表入りを争うレベルまで伸びるかどうか、今季が勝負の年です。

FWWG
アルバロ・ジャロ(26歳・ウイング)

ブラガから鳴り物入りで加入したものの結果を残せず、カタールのアル・ガラファへ貸し出されていた男が戻ってきました。買い取りオプション(1100万ユーロ)は行使されず、崖っぷちの再スタートです。ただ、チームの休日に自主練習へ現れる姿が報じられ、テルジッチからは「自分を信じて働き続けろ」と直接声をかけられたことを本人が明かしています。ニコとイニャキの控えという難しい立場ですが、両ウイングをこなせる駒として、割って入る余地は十分にあります。

1GK
ウナイ・シモン(29歳・GK)

スペイン代表の正守護神としてW杯を制した、チームの背骨です。足元の技術でビルドアップの出口になれるGKで、後ろから繋ぐ場面では実質的にもう1人のフィールドプレーヤーとして機能します。控えのアギレサバラが去就未定のため、今季はシモンへの依存度がさらに上がる見通しです。W杯明けの疲労だけが心配材料ですが、稼働してさえいればリーグでも屈指の守護神であることは前季の内容が証明しています。

17
セルトン・サンチェス(アタッカー)

レサマの最有望株で、ニコ・ウィリアムズ本人がSNSのコメントで「後継者」と名指しした若手アタッカーです。バスク人選手しか獲れないこのクラブにとって、下部組織のタレントは他クラブの大型補強に相当します。ムニアインが10代でトップデビューし、ニコがそれに続いたように、ビルバオには若手を早く引き上げる伝統があります。テルジッチもドルトムントで若手を積極的に使った監督なので、今季どこかでトップチームの試合に絡んでくると私は予想しています。

番外:去就に注目の2人

選外にした中では、ラポルテとサンセトに触れておきます。ラポルテはW杯優勝で評価を上げた分だけ売却の噂が付きまとい、シーズン中も去就が話題になり続けるはずです。サンセトは24-25にリーグ15得点を叩き出したトップ下で、前季は輝きを欠きました。彼が戻ってくるならチームの得点問題は半分解決します。この2人は「注目」というより「心配」に近い枠なので、リストからは外しました。

参考・出典